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約18年間にわたって書き上げてきた詩を厳選し、昨年9月に発表された『我葬の詩』<上巻>の続編として新たなデザインとともに編んだ最新作となる。
また、詩集「我葬の詩」<下巻>の発売を記念して「京 個展2016『我葬』」が東京新宿・SPACE雑遊にて4月6日~10日にかけて開催されることも決定した。
アートワークも公開となった最新詩集『我葬の詩』<下巻>は、「報道に耳を傾ける耳無し」、「黙詩」と題された本作の為に書き下ろされた作品7編を含む全88編に加え、最新撮り下ろし写真も収録される全200ページ。装丁だけでなく、用紙やインク、印刷手法といった細部にまで徹底されたこだわりを見せており、ファンならずとも永久保存版の1冊になりそうだ。
今回と同じタイトル『我葬』にて開催された前回の個展は全日程チケットが完売し、映像や照明、音響を始めとするすべての演出を京が完全プロデュースしたことでも話題になった。「まるで京の脳内を見るようだった」と来場者が語ったように刺激的な空間が創られた場内では、詩集に収録される作品の展示にとどまらず、京の朗読を聴くことができた「ホワイトボックス」と呼ばれる空間や、京自身の手や足がかたどられたオブジェ、更には、突如、個展空間に出現した万有引力によるパフォーマンスも組み込まれ、単なる“展示”では終わらせないという京のこだわりを印象づけるものになった。