ザ・スパイダースの元メンバーであり、「我が良き友よ」などのヒット曲で知られるムッシュかまやつが3月1日の午後6時5分、膵がんのため逝去した。78歳だった。


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昨年5月に肝臓がんと分かり、通院治療を行なっていたが、8月に脱水症状のため緊急入院。10月末には退院し、12月8日には堺正章の記念コンサートにゲスト出演していた。

通夜、葬儀は近親者にて行ない、後日お別れの会が開かれる予定。喪主は長男でありミュージシャンのTAROかまやつが務める。

ムッシュかまやつはジャズシンガーのティーブ釜萢を父に持ち、青山学院高等部時代から音楽活動を開始。60年代には堺正章や井上順らとともにザ・スパイダースに加入し、作曲を手掛けた「あの時君は若かった」「バン・バン・バン」などが大ヒット。
グループサウンズブームを盛り上げた。70年の解散後もソロ歌手として活躍。音楽番組にも出演するなど、幅広く活動していた。KenKenと山岸竜之介とLIFE IS GROOVEを結成し、“年の差60歳の脅威のスーパーファンクバンド”として話題を呼んだことも記憶に新しい。