桜以外ねぇのかよ。花見酒に視線を落としたくなる5曲

桜以外ねぇのかよ。花見酒に視線を落としたくなる5曲
「赤いフリージア」(’03)/メロン記念日 (okmusic UP's)
       
毎回好き勝手書いているように見えるこのコラムですが、毎回ネタ出しに懊悩しております。今回は確定申告も相まっていよいよ捨て鉢になり、「もう桜ソングにしてやろうか」とライターとしての道を踏み外しかけたのですが、なんとか思い止まることができたので、桜以外の花を冠した名曲を紹介するという苦肉の策を講じます。日本の国花にして「屍体が埋まっている」という退廃と自酔の暗喩である桜を、数多のミュージシャンがテーマに据えるのは自明の理です。出版業界の鉄板ネタが美容とお金であるように、広告業界がアイデアに窮すると子供と動物を採用するように。しかし、せっかく外で酒でも煽ろうかという気候がここから長いこと続くのですから、もっと他の花々に目を向けても良いのではないでしょうか。「うん」と頷いてくださらないと私の懐に原稿料が入らず、それこそ来春あたり桜の樹の下に屍が転がることになりますよ。ねぇ。

【その他の画像】椎名林檎

■「我れは梔子」(’16)/林原めぐみ

アニメ『昭和元禄落語心中』のオープニングテーマ、「薄ら氷心中」のカップリングです。プロデュースを担当した椎名林檎の「おいおい、こんな難解な構成の楽曲をJ−POPという体で発表するのですか?」と口角を上げたくなる趣味全開のメロディーラインを“柳に風”とばかりに歌い上げる林原めぐみ女史の密やかで悩ましげな声に、斉藤ネコの凄艶かつ凛としたヴァイオリンが蔦のように絡んでおり、上質なドライフルーツを食むような味わいがあります。この曲における“梔子”は、歌詞の文脈からとらえて“口無し”の暗喩でしょう。ちなみに見頃は6月から7月にかけてなので、よく冷えた白ワインでも傾けながらかけてください。
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2016年3月14日の音楽記事

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