坂本龍一の『千のナイフ』は若き日の“世界のサカモト”を露わに【ハイレゾ聴き比べ vol.4】

坂本龍一の『千のナイフ』は若き日の“世界のサカモト”を露わに【ハイレゾ聴き比べ vol.4】
拡大する(全1枚)
坂本龍一/『千のナイフ』 (okmusic UP's)
この【ハイレゾ聴き比べ】も回を重ねてくると、ハイレゾ音源では音がクリアーかつシャープになり、今までの音源では聴こえづらかった部分まで明瞭になること、とりわけ高音のキレが良くなることが実感として分かってきた。

ただ、聴き応えとしては、単にクリアーでキレが良くなるということではなく、音像がシャープになって個々の音の位置がよりはっきりとすることで、個々の音の重なり=アンサンブルが強調され、楽曲全体としては角が取れたように感じられるのが興味深い現象であると思う。

vol.1内田彩の「アップルミント」で感じたのがまさにそこだ。既存音源ではシンセの高音がやや立ち過ぎている感想を抱いたのだが、ハイレゾではそこだけが浮いているような印象は薄らいだ。個人的には80年代らしい電子音が入った音源はハイレゾ化されることで、随分とイメージを変えるのではないかと想像する。

それならば、それを実践してみようと推薦音源を見渡すと、坂本龍一の『千のナイフ』があった。これは後のイエロー・マジック・オーケストラ(以下、YMO)につながる作品で、“元祖テクノポップ”の側面もあるアルバムである。検証するには持ってこいだ。

TEXT:帆苅智之

【その他の画像】坂本龍一

■日本を代表する現代音楽家

坂本龍一に関する説明は“世界のサカモト”と言えば十分だとも思うが、それではさすがにお叱りを受けそうなので、手を抜かずにしっかりと記そう。1952年1月17日生まれ、当年とって64歳の日本を代表するアーティストである。東京藝術大学在学中から、

当時の記事を読む

坂本龍一のプロフィールを見る
OKMusicの記事をもっと見る

トピックス

今日の主要ニュース 国内の主要ニュース 海外の主要ニュース 芸能の主要ニュース スポーツの主要ニュース トレンドの主要ニュース おもしろの主要ニュース コラムの主要ニュース 特集・インタビューの主要ニュース

もっと読む

「坂本龍一」に関する記事

「坂本龍一」に関する記事をもっと見る

次に読みたい「坂本龍一」の記事

次に読みたい「坂本龍一」の記事をもっと見る

芸能ニュースランキング

芸能ランキングをもっと見る

コメントランキング

コメントランキングをもっと見る
2016年4月1日の音楽記事

キーワード一覧

このカテゴリーについて

話題のアーティストのライブ情報や最新音楽情報などをお届け。人気アイドルグループや注目アーティストのインタビューなども充実。

通知(Web Push)について

Web Pushは、エキサイトニュースを開いていない状態でも、事件事故などの速報ニュースや読まれている芸能トピックなど、関心の高い話題をお届けする機能です。 登録方法や通知を解除する方法はこちら。