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ロックンロールというジャンルにおいて、圧倒的なカリスマ性を放ち、数多くのミュージシャンやロック・ファンからリスペクトされ愛される男、レミー・キルミスター率いるモーターヘッド。今年の『フジロック・フェスティバル』にも出演し、ニューアルバム『バッド・マジック』はドイツ他各国のナショナル・チャートで初登場1位を獲得した。
今回再発されるのは、1977年に英・Chiswick Recordsより世界発売された記念すべきデビューアルバム『MOTÖRHEAD』。これまで何ども再発されてきた本作であるが、今回は世界で初めてオリジナルの日本盤LPを再現した紙ジャケット仕様での発売となる。日本では1978年に初発売された、このデビュー作。当時は『鋼鐵の稲妻』という邦題がつけられて世に出たが、わずか1、2年で廃盤となり、後に世界中のモーターヘッド・マニアたちが血眼になって探すことになる超激レアな逸品なのである。中古盤市場でも滅多にお目にかかる機会はなく、帯付きの美品ともなれば数万円はするほど。アメリカを拠点とするレコード/CDの世界最大級データベースにして売買サイト「Discogs」にも、その存在すら記載されていない、まさに「幻」のレコードだ。