デビュー時から独自のルーツ志向を突き進むロス・ロボスの『ハウ・ウィル・ザ・ウルフ・サヴァイヴ?』

デビュー時から独自のルーツ志向を突き進むロス・ロボスの『ハウ・ウィル・ザ・ウルフ・サヴァイヴ?』
(okmusic UP's)
チカーノ・ロックの大スター、リッチー・ヴァレンスの生涯を描いた87年の映画『ラ・バンバ』で主題歌を歌い全米1位を獲得、一気にその名が知られたロス・ロボス。彼らもヴァレンス同様、メンバーのほぼ全員がチカーノである。チカーノとはメキシコ系アメリカ人を指し、チカーノロックとは文字通りメキシコ系アメリカ人のルーツを生かしたロックのことである。サンタナやマロなどもチカーノロックと呼んでも差し支えはないが、年配の人間にとってはラテンロックという呼び方のほうが親しみやすいかもしれない。今回はチカーノのルーツを大事にしながらもロックの楽しさをいっぱい詰め込んだ彼らの3枚目のアルバム『ハウ・ウィル・ザ・ウルフ・サヴァイヴ?』を取り上げる。

メジャー・シーンと インディーズ・シーン

70年代後半から80年代の初頭、いわゆるポストパンク時代のアメリカでは、MTV(81年開局)によく登場するメジャーレーベルのアーティストやディスコで人気のあるグループとは違い、地元ライヴハウスでひたすら腕を磨くインディーズのアーティストたちが多数いて、メジャーとインディーズのチャート(カレッジ・メディア・ジャーナル等)では、同じロックでもそれぞれ違ったサウンドに注目が集まっていた。

ちなみに、83年のビルボード年間チャートとカレッジ・メディア・ジャーナル(以下CMJ)を比べてみると、ビルボードではマイケル・ジャクソンの『スリラー』、メン・アット・ワークの『ワーク・ソングス(原題:Business as Usual)』、ポリスの『シンクロニシティ』、ホール&オーツの『H2O』、プリンスの『1999』、ライオネル・リッチーの『ライオネル・リッチー』などが上位を占めている。CMJでは、

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2020年6月19日の音楽記事

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