RPG『MOTHER』は糸井重里がゲームデザインを担当。ミュージシャン生活50周年を機に、鈴木慶一が"死ぬまでにやりたかった"ことのひとつが「MOTHER」の再録音と再現ライブ。
同アルバムをセルフカバーし再録音したアルバムは「MOTHER MUSIC REVISITED」として、2021年1月27日にリリースされることが発表され、この日のライブは同新譜と1989年リリースのオリジナル盤のアレンジを混在させ再現した。
ゲスト・ボーカルには斎藤アリーナ、坂本美雨、澤部渡、小池光子、ダニエル・クオン、HANAら6人のミュージシャンが参加。アルバムに収められたボーカル曲を各々が披露。さらにゲーム「MOTHER」の音楽を鈴木慶一と共に担当した田中宏和もゲストに登場。
最後は音楽の教科書にも載った名曲「EIGHT MELODIES」をゲスト・ミュージシャン全員がステージに上り、美しいコーラスを聴かせ会場を魅了した。この日の夜公演にはゲーム「MOTHER」の産みの"MOTHER"でもある糸井重里も来場。30年超の時を経て蘇った「MOTHER」を客席から、温かく見守った。そして、鈴木慶一から『次は60周年記念で元気でお会いしましょう、又!』と残し、70分超にも及んだ鈴木慶一のミュージシャン生活50周年記念ライブの昼夜2回公演は無事終了。