『Songs』のヒットで00年代のパンクブームを牽引! 復活を遂げた175R、そのバンドの本質を探る

宇多田ヒカル、2位は浜崎あゆみ、3位にMISIAという、所謂ディーヴァ全盛期。MONGOL800のアルバム『MESSAGE』がインディーズながらチャート1位かつミリオンセールスを記録した年でもあるのだが、バンド勢は鳴りを潜めつつある時期でもあった。そんな中、03年に「空に唄えば」をシングル年間売上18位に、アルバム『Songs』はアルバム年間売上20位に叩き込み、同年の『NHK紅白歌合戦』にまで出場を果たした175Rは、当時のロックバンド勢の中で、ほとんどひとり気を吐く状態だったと言っても過言ではなかろう。

では、その175Rのどこがすごかったのか? 正直に告白すると、筆者はここまで自然と耳に入ってくる以外で彼らの音源に触れたことがなかったのだが、今回、『Songs』を入手し、初めて自発的に175Rを聴いてみて、“なるほど”と膝を叩いた。まず、歌メロが分かりやすい。十二分にポップだ。歌詞を詰めむこともなく、メロディーに言葉をきっちりと乗せている印象で、歌が耳に残るのだ。要するにキャッチーだということだ。さらに、サウンドはパンクのそれを中心に、M4「Party」等では弾むピアノでオールドスクールなR&R感を出していたり、M6「さらば恋人」やM7「僕の声-Album version-」でスカを聴かせたり、M2「旅人」のイントロ、アウトロではセカンドラインを導入するなど、一本調子となりそうなところを回避している。飽きずに聴ける。そして、何と言っても特筆すべきは曲の構成だろう。このバンドの楽曲は、そのほとんどで実に効果的に転調が行なわれている。ロックの、というよりもポピュラーミュージックの輪郭を、意図的か無意識か分からないが

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2016年11月2日の音楽記事

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