『Songs』のヒットで00年代のパンクブームを牽引! 復活を遂げた175R、そのバンドの本質を探る

調している。Bメロで転調してサビにつなげるという、ポップスの王道展開はM2「旅人」、M3「ビューティフルデイズ-Album version-」を筆頭に随所で聴けるが、最注目は、と言えば、これはM8「空に唄えば」で間違いないだろう。

■起伏に富んだドラマティックな曲構成

「空に唄えば」は175R最大のヒット曲であり、『NHK紅白歌合戦』でもこの楽曲を披露している。この楽曲は組曲さながらに転調が連続する。まず《空を見上げて雲を見つめる》~《小さなこの両手で夢を掴もうとしてた》の部分。ここは所謂Aメロに当たるのだが、伸びがあり突き抜けるようなメロディーで、パッと聴き、「サビ頭?」と思うほどである。《友の声は遥か遠くに 僕の心の中で絶えずに響いて…》で転調。メロディーもややマイナーで、テンポも若干落ちるので、ここはBメロらしいBメロだ。その後、もう一度、A、Bを繰り返すのだが、2度目のAでは若干メロが変化。言わば“A´”といった感じで、ここまでの短いタイムの中でも十分に起伏がある。で、サビ。《あの日の僕等はそこに立っていて/何も言わずにこっちを見ている》以下の部分だ。ここでは完全にリズム隊の手数が減る上、歌メロの音符も少なくなるので、大袈裟に言うと別の曲が始まったかのように景色が変わる。そこから、B(半分)~サビを繰り返して、その後にC《僕らが過ごしたあの日々は/何も変わらずあの日のまま/明日へ繋がるこの道に/大きな足跡残してやれ》が待っている。ここはビートも派手でメンバーのコーラスも重なるので圧しが強く、所謂“大サビ”と捉えることもできる。そして、サビ~Aに戻る。こうして分解してみると、かなりドラマチックな展開である。

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2016年11月2日の音楽記事

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