全国11箇所を回って東京に戻ってきた彼らの表情は自信に満ち溢れ、時折余裕すら見せ、心から本気で目の前のお客さんと向き合い、何より彼ら自身が楽しんでいるように見えた。新曲数曲を含む、様々な楽曲の幅をきかせたセットリストを披露し、彼らの根底にあるものは変わらずに、自分たちであり続けるために挑戦し、成長し続けているバンドだと証明してくれた。
そして、この日の最後、中盤で披露した新曲「待つ」が、今回、サイダーガールのメジャーデビュー日となる7月26日(月)にデジタルリリースすることと、10月31日に自主企画『ぼくらのサイダーウォーズ5』をZepp Tokyoで開催することが併せて発表された。
新曲「待つ」は作詞作曲を担当した知(Gt.)が『安直なモチーフから着想を得たタイトルが、当たり前だった日常に期待を抱くような言葉だったのだと、今夏の全国ツアーを通して痛感した』と話すように、ツアーの初日公演から披露し、お客さんが各地でメンバーを待ってくれている中で一緒に連れ添った楽曲。アンニュイな雰囲気が歌詞やサウンドで表現された、バンドとして新たな一面を引き出す今作のティザーがが、サイダーガールのオフィシャルYouTubeにて公開中だ。