はっぴいえんどもサディスティック・ミカ・バンドも存在していなかった日本のロック黎明期に、鈴木茂(Gu)、小原礼(Ba)、林立夫(Dr)らで結成された伝説のバンドSKYE(スカイ)。
ここにティン・パン・アレイ以降、日本のロック/ポップスシーンをプロデューサーとしてプレイヤーとして編曲家として牽引し続けてきた松任谷正隆(key)が加入し結成された大型新人バンド・SKYEが生み出した文字通り“待望”のデビューアルバム『SKYE』は、日本ロック黎明期のサウンドを今の視点から捉え直した大意欲作。まさに“トーキョーロック“と呼べる内容になっている。
全12曲収録し、コーラスで松任谷由実、矢野顕子、尾崎亜美、ブレット&バター、吉田美奈子、小坂忠が参加。全曲のアレンジおよびプロデュースをSKYEが行っている。また、はっぴいえんどの未発表曲「ちぎれ雲」が今回初音源化される。松本隆作詞、鈴木茂作曲の当時のデモを元にSKYEバージョンとして新録音、8分に及ぶ大作となっている。CD盤およびアナログLP盤でのリリースとなり、LPは重量盤2枚組となる。なお、期待高まるアルバムの中から「ISOLATION」と「Dear M」の2曲が9月15日(水)より先行配信される。