ライブは「アヤメ」からスタート。キャンドルが灯るステージに立ち、山本健太(Piano)の演奏に身を委ねる石崎の歌声はやわらかく、表情も穏やかだ。MCいわく、無事アルバムの発売日を迎え「すごく安心しています」とのこと。その後も、ダンサブルな原曲から一転、しっとりとしたアレンジの「ブラックスター」、聴き手一人ひとりの人生に捧げられた「Namida」、静かに燃える様を表現したA~Bメロと躍動するサビのコントラストが鮮やかだった「ジャンプ」などをこの編成ならではのアレンジで演奏。また、クリスマスライブということで、B’zの「いつかのメリークリスマス」、山下達郎の「クリスマス・イブ」と貴重なカバーも披露。自身のクリスマスソング「スノーマン」もライブ初披露した。
ラスト1曲を前に、アルバムタイトルに冠したダイヤモンドについて語った石崎。ダイヤモンドの原石は元々曇っているが、職人が削り、面が作られ、光を乱反射させることで初めて輝いて見える――と説明したあと、それになぞらえ、「僕にとっての光は紛れもなく、こうやって応援してくれるみんなのことだなと思いました。いつもありがとうございます」とファンへ感謝を伝えたのだった。