新世代ジャズフェスティバルと謳ったこのフェスは、ジャズ、ソウル、ファンクを横断する上質で洗練された音楽を楽しむことができるのが特徴で、今の音楽シーンを牽引するアーティスト、未来のシーンを担う新鋭アーティスト、今聴きたい、観るべきアーティストが「THEATRE STAGE」「GREEN STAGE」「DJ TENT」でパフォーマンスを繰り広げた。
5月14日(土)、このフェスの開幕を告げたのは、青空が広がる「GREEN STAGE」での地元・秩父農工科学高校吹奏楽部の演奏だった。その音色は、地元・秩父で世界的な音楽フェスが開催される歓び、そしてこれからライヴを繰り広げる全てのアーティストへのエールにも聴こえた。「THEATRE STAGE」でイベントアンバサダーのモデル・堀田茜が、このフェスの魅力を紹介した後、いよいよトップバッター、シンガー・ソングライターkiki vivi lilyが登場。「80dinier」「Blue in Green」などを披露し、そのスウィートかつクールな声と、MELRAW(Sax、G)率いる若手実力派ミュージシャンによるアコースティックジャズセッションで楽しませてくれた。