ピーター・フランプトンの驚異的セールスを記録した『フランプトン・カムズ・アライブ!』

ピーター・フランプトンの驚異的セールスを記録した『フランプトン・カムズ・アライブ!』
Peter Frampton『Frampton Comes Alive!』のジャケット写真 (okmusic UP's)
本作に収録された「ショウ・ミー・ザ・ウェイ」は全世界で大ヒットし、ヴォイスモジュレーター(1)を使った彼のギタープレイにも大きな注目が集まった。このアルバムがリリースされた1976年は、ロックのターニングポイントになった年でもある。インディーズのパンクロックと巨大レコード会社によるAOR路線という、まったく両極端な音楽が市場を賑わせたのは、幅広い世代がロックを聴くようになったからである。世代により支持するグループやシンガーが異なることで、何が受けるか分からない混沌の時代へと突入したのである。フランプトンはその狭間にあって、荒削りなロックのパワーを持ちながらも、ポップなサウンドを提示し、さまざまな世代に愛される作品を創り上げたのである。

■ロックの分岐点となった1976年

昨年、このコーナーでスティーリー・ダンの『彩(エイジャ)』を取り上げたとき、僕はこう書いた。

~(前略)60年代に「30歳以上は信用するな!」と言っていた若者が社会人になり、AORやフュージョンを聴くようになった一方で、70年代に10代を迎えた若者たちは破壊的なパワーを持ったパンクロックに夢中になっていく。この時代のポピュラー音楽をあえてふたつに分けると、ひとつはパンクロックやニューウェイヴに代表される“稚拙ではあるが爆発力と情熱がたっぷりの音楽”、もうひとつはAORやフュージョンに代表される“爆発力や情熱には欠けるが最高の技術と熟成を感じる音楽”といったイメージになる(後略)~

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