新年の幕開けからめまぐるしいニュースが続いていますが、何よりも令和6年能登半島地震で不安な日々を過ごされている方々の救済と一日も早い復興を祈りつつ、自分はやれることをやっていくのみです。日々の活力を取り戻すため、年明けらしいハッピーな気持ちも忘れずに。
さて、2024年は節目のアニバーサリーを迎えるロックバンドが多いようなので、個人的に好きな、唯一無二の輝きを放つ5組を選んでみました。

「Happy Go Ducky!」('19)/ the pillows

まずは、2024年で結成35周年を迎えるthe pillows。アルバム縛りなしでコアなナンバーが多く届けられるツアー『LOSTMAN GO TO CITY 2023-24』を開催中の彼らは、4月に『ARABAKI ROCK FEST.24』への出演が決定しており、こちらはアニバーサリーをお祝いするスペシャルなステージになる模様です。その他にも未発表のお楽しみがあるのかも。一般流通された現時点における最新曲は「Happy Go Ducky!」。新作が聴けたら嬉しいですね。


「ザ・リローデッド」('24)/怒髪天

事務所が同じBAD MUSICだったり、the pillowsとも何かと縁の深い怒髪天は、今年でなんと結成40周年。1月31日にリリースとなるシングル「ザ・リローデッド」は、《遠くも近くも見えづらくなっても》という無性にグッときてしまう叫びが聴こえてくるティザーだけで、もう名曲であること、アニバーサリーを駆け抜けるバンドの気概が伝わってきます。2月には本番まで出演者が明かされない(!)イベント、3月からは全国ツアーも決定。

「G.」('96)/LUNA SEA

LUNA SEAも2024年で結成35周年を迎えます。昨年は名盤『MOTHER』『STYLE』にちなんだデュアルアリーナツアーや、エッジーなサウンドがたまらない「G.」を含む同2タイトルのセルフカバーアルバムのリリースなどで、ファンを存分に驚かせてくれた5人ですが、今年も元旦からアニバーサリーを記念したロゴを発表&過去最大規模の全国ツアー開催を宣言。さらにベストを更新し、次なる伝説を刻んでいくバンドの動向に注目しましょう。


「ゴールド・ディガーズ」('23)/ a flood of circle

a flood of circleは今年でメジャーデビュー15周年。ストレイテナーのホリエアツシがプロデュースを手がけた現時点の最新曲「ゴールド・ディガーズ」に続き、3月は収録曲「キャンドルソング」のプロデュースにASIAN KUNG-FU GENERATION後藤正文を迎えたEP『CANDLE SONGS』のリリース、8月は日比谷野外大音楽堂で周年ワンマンが決定しています。先輩とも化学反応しつつ進化する彼らのロックンロール、ぜひ触れてみてください。

「いけないfool logic」('23)/ UNISON SQUARE GARDEN

ラストは、a flood of circleの主催イベントへの出演も2月に決まっているUNISON SQUARE GARDEN。結成20周年を迎える彼らは、7月に音源と映像で綴るメモリアル作品『20th ANNIVERSARY SPECIAL BOX』をリリース、結成記念日を含む日本武道館3デイズライヴの実施など、さまざまな企画を準備中で、ロックバンドの楽しさを全開で届けてくれるはずです。最新曲はアニメ『鴨乃橋ロンの禁断推理』OP主題歌となった「いけないfool logic」。


TEXT:田山雄士

田山雄士 プロフィール:フリーのライター。元『CDジャーナル』編集部所属。同誌の他、『OKMusic』『ナタリー』『bounce』など、雑誌/WEBを中心にお仕事をしています。日本のロックバンド以外に、シンガーソングライターとか洋楽とか映画とかも好きです。