『3年A組』『向かいのバズる家族』 “SNS”の出現と普及によって変遷を遂げるドラマコンテンツ

『3年A組』『向かいのバズる家族』 “SNS”の出現と普及によって変遷を遂げるドラマコンテンツ
『向かいのバズる家族』主演の内田理央(C)oriconME inc.
 SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を発端とした問題が急増する昨今。これをテーマに扱うドラマも増加傾向にある。今年放送された、菅田将暉主演のドラマ『3年A組 -今から皆さんは、人質です-』(日本テレビ系)では、“SNSの誹謗中傷”をテーマにしていたことが記憶に新しい。さらに、今期放送の『向かいのバズる家族』(読売テレビ・日本テレビ系)『デジタル・タトゥー』(NHK総合)でも、Twitter、ネット掲示板を取り扱った作品となっている。本記事では、SNSの出現と普及によるドラマの変遷を辿る。

■急増する“SNS”に軸を置いたドラマたち

 「SNSリテラシーを問う」という時代性をとらえヒットした『3年A組』。SNS上で横行する問題に、菅田将暉演じる柊一颯は「自分の言動に責任を持てよ!」と、アンチテーゼを提示した。一方、『向かいのバズる家族』では、“バズった”ことによって、自分を見失ってしまう姿や、ネガティブにバズった人間に及ぶ被害などをコミカルに描くことで、視聴者がSNSの怖さを疑似体験する形に。さらに、5月18日にスタートした『デジタル・タトゥー』では、瀬戸康史がSNS上に転がる悪意に立ち向かう。

 このように、SNS問題を軸に置いたドラマが増えたのは、SNS問題がワイドショーで連日のように報じられ、テレビメディアがコアターゲットとする中年層にも認識が広まったからだろう。

■平成30年の歴史に見るドラマの”軸”の変遷

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