LADYBABYやBABYMETALら手がけるMEG アイドルからラッパーまでロック軸で独自サウンドを展開

LADYBABYやBABYMETALら手がけるMEG アイドルからラッパーまでロック軸で独自サウンドを展開
LADYBABYのシングル「破天二雷鳴」
 6/10付週間シングルランキングで13位にランクインしたLADYBABYのシングル「破天二雷鳴」。多弦ギターと重厚なリズムセクションを駆使したサウンドメイク、そして、デスボイス、ラップを交えたダイナミックなメロディーが印象的なこの曲は、アイドルポップとヘビーロックを融合させたLADYBABYのスタイルを改めて示している。この個性的な楽曲の作曲・編曲を担当しているMEG氏は、ロックサウンドを得意とするクリエーター。3位にランクインしたBOYS AND MENの「頭の中のフィルム」(10-FEETのTAKUMA が“卓真”名義で書き下ろした楽曲)でも編曲(Soma Genda氏と共同で担当)を手がけるなど、確実に知名度を上げている。

 MEG氏のキャリアのスタートは、ロックバンド“ARTEMA”。“ラウドロック+EDM+ジャパニーズ・メロディー”をコンセプトに掲げたこのバンドは、2013年にメジャーデビュー。ジャンルを超越した音楽性、卓越した演奏テクニックで注目を集めたが、2016年に解散。その後、MEG氏は作家としても活動を始めた。彼の名前がクローズアップされたきっかけは、2016年4月に発売されたBABYMETALの2ndアルバム『METAL RESISTANCE』。収録曲「シンコペーション」の編曲を“MEGMETAL”名義で担当し、一気に注目を集めた。

 2019年3月にリリースされた牧野由依のアルバム『UP!!!!』では、サウンドプロデュース、アレンジ、ミックス、さらにベース、ギターの演奏で合計8曲に参加。ライブのアレンジ、マニピュレーターとしても手腕を発揮している。ライブを見据えた制作ができることも、彼の大きな武器だろう。

 また、ピアノバンド・Weaverのアルバム『流星コーリング』、話題の高校生ラッパー・さなりのアルバム『SICKSTEEN』などにも参加し、活動の幅を徐々に広げている。ヘビーロックを軸にしながら、より幅広いアーティストの楽曲に対応できるクリエーターとして、さらなる飛躍が期待できそうだ。

(文/森朋之)

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