
名立たる刀剣が戦士へと姿を変えた“刀剣男士”を率い、歴史を守るために戦う刀剣育成シミュレーションゲームが原案の同舞台。今作は、突然の出陣要請で、陸奥守吉行、和泉守兼定、堀川国広、鶴丸国永、小烏丸の5振りが、1863年の文久土佐藩、土佐勤王党が恐怖政治を敷く“放棄された世界”に向かう。出陣先で肥前忠広、南海太郎朝尊と合流した刀剣男士たちはこの歴史改変を正すべく、中心人物の捜索を開始し、任務中に出会った坂本龍馬とともに行動を起こすストーリー。
公演に向けての陸奥守吉行役の蒼木は「僕は前作から参加させていただいています。人生の財産になるような大きな出会いが僕の中にあり、今作に臨ませていただいています。千秋楽まで、このカンパニー一同と走り抜けて行きたいと思います」と意気込みながら、人生に影響を与えた舞台だと力説。
肥前忠広役の櫻井は「『刀ステ』初参戦なのですが、カンパニーに恵まれて助けられた部分がありました。自分の中でも新しい扉が開けたような稽古内容で本番を迎えます。自分ができることを全て出し切りたいと思います」と出演できたことに感謝した。