監督は「ケオネとマリの二人と一緒に作ることが、この映画を機能させるためのカギでした」と語っており、16年にケオネ&マリが披露した老夫婦になりきってのダンス映像を見たことが本作のアイデアを大きく膨らませたことも明かしている。世界を股にかけて活躍し、多くのダンサーがそのパフォーマンスの賞賛する彼らのダンスが反映されたアニメーション表現にも期待が高まる。
楽曲は『キャプテン・マーベル』(19年)の作曲家パイナー・トプラクが担当し、1960年代中盤を思い起こさせるオリジナルのファンクやソウルの音楽で本作を鮮やかに包み込む。
監督のパリッシュは「事物が変化し年老いてゆく中で、人はどんな風に今までとは違う目で世界を見るようになるのだろうか、と私は考えはじめたのです」と本作誕生のきっかけを語り、製作を務めるブラッド・シモンセンは「この映画には、生きる勇気を与えてくれる時代を超越したメッセージがあります」とコメント。人生を歩む中で、どれだけ年を取ろうとも老いることを恐れるのではなく、人生そのものを楽しむ大切さや決して色褪せることのない喜びを描いた本作は、すべての世代の共感を呼ぶに違いない。
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