井手上漠、ジェンダーにまつわる体験を赤裸々告白「普通を考える18年間でした」

 モデル・井手上漠(18)が21日、都内で行われたフォトエッセイ『normal?』(講談社)の記者会見に出席した。

 井手上は、2018年に高校1年生で『第31回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』のDDセルフプロデュース賞を受賞。以来、テレビ番組行列のできる法律相談所』など多くのメディアに出演するほか、モデルとして多数のファッション誌・美容誌で活躍。3月に高校を卒業し、2月28日にオンラインで開催された第32回『東京ガールズコレクション 2021 SPRING/SUMMER』にゲスト出演するなど、さらなる飛躍が期待されている。

 同書のフォトパートは、故郷・隠岐の島にある海士町を中心に撮影され、地元ならではのリラックスした表情や、井手上の“枠にとらわれない美しさ”が際立つものに。エッセイパートには、「生い立ち」「家族」「SNS」「性」など、多彩なテーマを収録予定。これまで語られることがなかったエピソードも書籍ならではのボリュームで掲載される。

 出版に際して井手上は「“普通”ということに対して考える機会ってなかなかない。私の18年間は、普通というものを考える18年間でした。このフォトエッセイを出版するにあたり、私の生い立ち、経験から皆さんに“普通”ということを改めて考えてもらいたい」と本作に込めた思いを熱弁。

 制作の過程では「正直、不安もありました。伝えることは簡単ですが、伝え方が難しい」といい「いろんな大人の方の力を借り、何度もやり直しをして、やっと出来上がった作品」と充実感をにじませる。自身のジェンダーにまつわる体験も赤裸々につづっており「当事者以外の方にも何か届くものがあると思います」と呼びかけた。

 また、お気に入りカットを紹介しながら「普段の私がみせないような表情を奇跡的に出せました。自分ではないみたいです」とアピールした井手上。今春から上京し、初めての一人暮らしをスタートさせたといい「楽しいですね。お洗濯や家事全般、まだめんどくさいと思ってなく、何でも自分でやるのが楽しい。最近は、帰ったらソファーでくつろぐのが一番幸せです。その時間を有意義に使ってます」と笑顔で話していた。

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