同アワードは、世界を目指す現役アスリート“ミライアスリート”による、初めてのピッチコンテスト形式で2023年度のNo.1アスリートを決定。ミライアスリートが自らプレゼンテーションを行った。
大賞のほか、AthTAG副賞にライフセーバーの三井結里花選手、野村忠宏賞に柔道の服部辰成選手、伊達公子賞にテニスの石井心菜選手を表彰。AthTAG大賞は100万円、各賞合わせて総額400万円がトレーニングや大会遠征などの活動応援費として授与された。
100メートルで9秒台を出すとプレゼンで宣言していた本郷選手について、野村は「本郷選手は巻き込む力があって、プレゼンに聞き入りました。もちろん、10秒の壁を破るというのは、本当になかなかハードルが高いし、並み大抵のことじゃないと思うけど、本郷選手はやるんじゃねえのって思わせてくれた。
また伊達は「本当にハードルが高いとはいえ、だからこそ、やるだけの価値がある。そしてこの先の未来に十分可能性を感じられた」と期待を寄せると、古田は「やっぱり競技の魅力以外に、本人の魅力を伝えて、応援してみたいなと思わせる力もアスリートにとって必要だということを、改めて感じられる機会でした。おめでとうございます」と祝福した。
潮田も「何度もプレゼンの中で皆さんをワクワクさせたいんだとおっしゃっていましたが、ここで大賞を取ったということは、本郷選手にワクワクする気持ちが想像できたと思う。