ハロー!プロジェクト所属のアイドルグループ・Juice=Juiceのリーダー・植村あかりが14日、東京・日本武道館で行われた『Juice=Juice Concert Tour 2024 1=LINE 植村あかり卒業スペシャル』をもって、グループおよびハロー!プロジェクトから卒業した。

 アンコールでは、緑を採り入れたマーメイドラインのドレスをまとい、1人でステージに登場した植村。
最新作に収録された自身のソロ曲「Brilliance of memories」を歌唱した後、卒業への思いを込めてしたためた“白紙の手紙”を読み上げた。

 植村は2012年にハロプロ研修生としてプロジェクトに参加し、2013年2月のハロプロ研修生内ユニット・Juice=Juiceの結成メンバーに名を連ね、21年11月に3代目リーダーに就任。この日、約12年におよぶアイドル人生にピリオドを打った。以下、スピーチ全文。



 あまり私らしくないかなと思ったけど、お手紙を書いてきましたので、私の話口調でみなさんにお届けできたらなと思います。

 まずはみなさん、楽しかったですか?

 ありがとうございます。
私もその楽しい瞬間を大切にしながら、気づいたらJuice=Juiceに加入して11年が経っていました。それが短いか長いか…どちらとも取れない、測れないような期間をここですごさせていただいたなと思います。

 そんな話の最初から少しずつお話すると、大阪で関西の研修生という形でダンスレッスンをやらせていただいて、その頃から数えると14年目になります。これまたビックリなんですけれども…(笑)。

 そんな中、あることをきっかけに東京のレッスンに足を運ぶことになり、決まった道のりなのに何度も乗り換えを間違え、迷子になり、たくさんの方にこれまで導いていただいたなと思います。そのときの私のことを見ても、「この子がJuice=Juiceのリーダーになる」とは誰も予想できなかったんじゃないかなと思います。


 私のへなちょこな人生にJuice=Juiceというすばらしい道をくださったつんく♂さんを含め、スタッフのみなさん、支えてくれた友達、家族、そしてJuice=Juiceファミリー、メンバーのみんな。本当にみんなの存在のおかげでここまで来ることができました。

 結成してからお姉さん4人に囲まれ、肩を並べて一列で、1年4ヶ月で地球1周半ライブ(総移動距離約6万8000キロの全国220公演のライブツアー)をさせてもらったり、Juice=Juiceにしか成し得なかったんだろうなと思うようなことを、大切なメンバーとJuice=Juiceファミリーのみんなと経験できたことは、私の中で一生の宝物です。

 ライブをしているときは、ネガティブな気持ちは持ってこないことを約束に、私はステージを楽しんでいたのですが、そのことを言葉で伝えずとも、みんなは自分から率先して笑顔でJuice=Juiceを囲んでくれましたね。本当にありがとうございます。

 私のへなちょこ人生が、1人のアイドルが変われたのも、Juice=Juiceに出会ったことがきっかけだったと思います。
つんく♂さんがJuice=Juiceにとっても強い歌詞を書いてくださるから、それを見ているうちに、私たちも自然に 強く、たくましくなれたのかなと思います。

 Juice=Juiceの強さ、自由さはすべてそこから来たものだと思います。

 今回のツアータイトルは『1=LINE』。Juice=Juiceの間のイコールには、「Juice=JuiceはJuice=Juice」という意味も込めてくださっていたそうで、私はJuice=Juiceの中で何を残せるかなと、2年前にリーダーになるタイミングで考えたときに、真ん中にいるイコールのような、これからをつなげていく存在になれたらいいなと思い、ここまでやってきました。

 イコールという記号は、どこまでも平行線で対等な記号。私たちは『1=LINE』で、みなさんとも平行に、いつまでも“おあいこ”のような存在でいられているのかなと思うと、本当に心強くて、支えになってくれています。
11年を過ごしてきていろいろなことを味わってきたけど、酸いも甘いも噛み分けてきたけど、最後に残るのは幸せな気持ちしかなかったです。私にJuice=Juiceという希望の道を与えてくれていました。

 私のあかりという名前は、明るい道をたどって、いつまでも明るく照らしていけるようにという、そんな由来です。きっとアイドルという経験をしていなかったら、この由来をこんなに噛みしめることもなかったなと思います。私が当初抱いていた、コンプレックスの笑顔。自分の笑顔を好きになったきっかけもJuice=Juiceで、Juice=Juiceファミリーのみなさんと過ごしている中で、笑顔は大好きな武器の1つになりました。
そんな私の武器を、これからもみなさんの笑顔に還元できるような存在であり続けたいなと思っています。

 Juice=Juiceを愛してくれて、Juice=Juiceを見つけてくれてありがとう。みなさんがあしたからもキラキラな毎日を送れるように応援しています。大好きです。あーりーがとう!

【「ありがとう」の一言だけが書かれた便箋をファンに見せ、会場からどよめき】

 あ~!緊張した(笑)。ありがとうございました!!