1954年に初めて姿を現して以来、日本のみならず世界中を魅了し、衝撃を与え続けてきた怪獣王「ゴジラ」。今年、70周年を迎えるゴジラと同じく、開業70周年を迎える、中部電力MIRAI TOWERとのタイアップイベント「中部電力MIRAI TOWERにゴジラ襲来!」が開催されるのを記念して、名古屋・栄の中心にあるHisaya-odori Park(久屋大通公園)ミズベヒロバに設置されるゴジラ大型造型の除幕式が19日に行われた。


 除幕式には、映画『ゴジラ-1.0』(2023年)を手がけた山崎貴監督、大村秀章愛知県知事、河村たかし名古屋市長らが登壇。ゴジラの足音が響く中、中部電力MIRAI TOWERが赤やオレンジ、黄色に点滅。大きな咆哮とともに全長8.7メートルのゴジラの模型がお披露目された。

 このゴジラは、『ゴジラ-1.0』の完成披露時からトラックで日本中を巡回していたもので、「そんな恩義のあるゴジラが『名古屋で水の上に降りる』ということで、これは流石に行かなければと、本日伺いました」と山崎監督。

 「僕は東京タワーとお仕事をさせていただくことが多いのですが、その東京タワーよりも大先輩にあたるのが中部電力 MIRAI TOWERとお聞きし、驚くとともに、改めて70周年という時間の流れをしみじみ感じています。非常に縁のある中部電力 MIRAI TOWERのもと、ようやく水の上にやってくることができて、良かったなと思っています。
ぜひご覧いただき、楽しんでいってください」とあいさつした。

 名古屋テレビ塔の大澤社長によると、ゴジラ第1作公開の翌年1955年4月24日に第2作『ゴジラの逆襲』が公開された際、同タワーの下で「ゴジラ祭り」というイベントが開催され、多くのファンが押しかけた歴史があったそう。

 大村知事は「60年前に公開された第4作『モスラ対ゴジラ』ではゴジラの尾っぽが中部電力 MIRAI TOWERの下部に引っ掛かり、中部電力 MIRAI TOWERを倒壊させています。“日本の建物はゴジラに倒されて本物“ということですので、中部電力 MIRAI TOWERも本物です」とアピール。約70年の時を超えた“再来”に関係者は感慨もひとしおの様子だった。

 除幕式後、山崎監督は「海中を泳ぐこのゴジラの像はずっとトラックに載っていましたが、ようやく水上に来られて、ものすごくなじんでいますね。
ライトアップもされていてミストもあり、迫力がある。こんないい場所に展示していただけてうれしいです。3階のパネル展(※)もすごく面白くて70年という歴史を歩んできたんだなと改めて感じられましたので、皆さんにもぜひご覧いただきたいです」と来場を呼び掛けていた。

※パネル展示「中部電力 MIRAI TOWERとゴジラ、70年の軌跡」

 中部電力 MIRAI TOWER 3階で6月20日~9月23日に開催。中部電力 MIRAI TOWERとゴジラ、両者の70年の歩みを振り返りつつ、これから続く未来へ向けた想いを形にしている。会場内には、オリジナルフォトスポットもある。
入場無料。

■開業70周年特別ナイトイベント
「中部電力 MIRAI TOWERにゴジラ襲来!~Directed by NAKED, INC.~」

 6月20日~9月23日の夜間、地上90メートルの中部電力 MIRAI TOWER 屋内展望台「スカイデッキ」にて、360度に広がる名古屋の街にゴジラが登場するプロジェクションマッピングを実施。開始時間は時期によって異なるため公式ホームページにて要確認。ナイトイベント入場料は大人1800円、小人800円。

(写真左から)吉川哲矢ゴジラルーム長(東宝 エンタテインメントユニット ライツ事業部)、河村たかし名古屋市長、大澤和宏社長(名古屋テレビ塔代表取締役)、山崎貴(白組『ゴジラ-1.0』監督・脚本・VFX)、大村秀章愛知県知事、山岡薫支店長(三井不動産)