昨年、還暦を機に放送大学に入学したタレント・国際薬膳師の麻木久仁子(61)が、21日に放送されたテレビ朝日系『徹子の部屋』(月~金 後1:00)に出演した。大学生活を始めたことで起きた変化を語り、現在の生活の様子について明かした。


 番組では冒頭、司会の黒柳徹子から「昨年60歳で放送大学に入学なさった麻木久仁子さんです」と紹介された。「なぜ60歳で放送大学に?」と黒柳から尋ねられると、2010年に脳梗塞を経験し2012年に初期の乳がんが見つかったことがきっかけで東洋医学の勉強を始め、さらに学問として本格的に学びたいという意欲が高まったことを振り返った。

 興味津々の様子の黒柳から「入学なさってよかったと思えることは?」との質問が。「60歳を過ぎると仕事場に行くとほとんどみんな年下になると思いますが、“学びの場”となると教わる側になります」といい「『学ばせていただきます。よろしくお願いします』という気持ちになると若返った気がします。『私はここでは新人だ、ここではひよっこだ』という新鮮な気持ちになりました。
自分でも驚きました」と大学生活の感想を言葉にした。

 麻木は高校生のときに両親が離婚し、母親、弟、妹と4人で生きていくことになった。麻木自身は炊事や洗濯をし母親代わりで弟、妹の世話をしながら奨学金で学習院大学法学部に入学。しかし、アルバイトなどが忙しく結局2年で中退してしまった。

 番組では、1997年に『徹子の部屋』に出演した際、学習院大学を中退したいきさつを話す様子がVTRで紹介された。当時34歳だった麻木は「大学を中退した自分は恥ずかしい自分だと反省しています」と語っていた。


 黒柳と一緒に笑いながらVTRを見た麻木は「あのときそう思っていたことが心の中にあって、放送大学に通い始めたことにつながっているのかもしれませんね」としみじみと言葉に。「講義は自宅で受けていますから、へんな話、居眠りをしていても寝転がっていてもよいのですが、おのずときちんと正座をして講義を聴いてしまうのは『ちゃんと勉強しなかったのはよくなかったな』と思っていたのかもしれませんね」と付け加えた。