俳優の瀬戸利樹が主演を務める、テレビ大阪・BSテレ東の深夜ドラマ『買われた男』(毎週水曜 深0:00)が、20日放送の第10話で完結した。男性セラピスト、レスに悩んだ元妻、幼なじみの女性、それぞれが新たな道を選ぶ様子が描かれた。


 同作は、“女風”と称される女性用マッサージを地上波ドラマで初めて題材としたドラマ。セラピストのヤマト(瀬戸)、シアン(池田匡志)、龍一(久保田悠来)が、さまざまなお客様を迎え、タブー視されがちな“性”を前向きに描いてきた。

 クライマックスに突入した前回の第9話では、ヤマトが元妻・香苗(小島梨里杏)と再会。2人が離婚した背景には、生活のすれ違いの中で、次第にレス状態になったことがあった。

※以下ネタバレあり

 最終回では、香苗がヤマトを指名し、唇を重ねたが、下半身を触ろうとする手を「ごめん」と拒んだ。「私本当はまだ大成(ヤマトの本名)のこと好きなんじゃないのかなって、頭のどこかで思ってた」「でも、今、触られても、ただつらいだけだった」と明かし、互いの思いに決着をつけた。


 そしてヤマトは、中学時代に淡い関係にあった綾花(武田梨奈)と出会った。かつての綾花は「触んな」「バイ菌がうつるだろ」とイジメられていた。現在は胸のがんを患い、婚約者にフラれたばかり。「私ってまだ、汚いのかな」とつぶやき、摘出手術後、ヤマトを指名するのだった…。

 性をめぐる多彩な想いを、ドラマを通じて届け、最後は前向きなラスト。視聴者からはSNSなどで「最終回ちょっと考えさせられたな…」「タイトルと簡単なあらすじだけ見たらなんて言うかセクシー系(笑)な内容なのかな?って思ったけどしっかり人間ドラマって感じで面白かった」「人間とはなんぞや、としばし考えてしまう素敵なドラマでした!」など、さまざまな感想が寄せられている。