デビュー3年目となるなにわ男子の音楽の幅を広げた3rd Album『+Alpha』を引っ提げた同ツアーは、スタイリッシュな演出となにわ男子が誇る“煌き”が融合された公演となる。6月28日の北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナを皮切りに、宮城、大阪とステージを届けてきた。
大西は「『+Alpha』というテーマなので、今までの自分たちのキラキラ、プラスアルファ、かっこ良さやしっとりバラードなど、いろいろな引き出しを出せるように考えました。Alphaには輝きという意味もあるので、今まで以上の輝きを提供するために、衣装も謙杜が考えてくれて、キラッキラ全開で抑えるところは抑えるみたいな強弱は意識しています」と、動きをつけて着用していたオープニング衣装をより一層輝かせた。
長尾は「オープニング衣装は、これまでにないくらいキラキラにしようと思い、1人3万個ずつ石をつけて、キラキラにしています」と誇らしげ。銀河やオーロラを彷彿(ほうふつ)とさせるほどの輝きを放つ衣装に報道陣からどよめきと「重くないですか?」という声が漏れる場面も。長尾が「ちょい重くらい」と答えると、西畑は「超重いです、肩こりすごいです」と即答しつつ、「でも、それだけの輝きを放てるのは、肩の重さ関係なくうれしいですね」と声を弾ませた。
また、ツアー名にもなっているアルバム名を提案した道枝は「『+Alpha』というのにぴったりなライブになったと思います」とにっこり。「全体を通して、かわいらしいところもあれば、大人っぽいところもあり、幅広いなにわ男子を見せられているんじゃないかなと思います」と自信をにじませた。
そして、高橋は「僕たち、なにわ男子はアジアツアーをすることになりました」と、初となるアジアツアー『Naniwa Danshi ASIA TOUR 2024+2025 '+Alpha'』(台北、ソウル、香港)の開催を報告。道枝は「すごいうれしかったです。やりたいと言っていたアジアツアーができるのがうれしいですし、初めてお会いする方がたくさんいるので楽しみですし、応援してくだされば楽しみです」と期待を込めた。
長尾は「デビュー日に『なにわから世界にラブを届けたいです』と言わせていただいて、ようやくアジアツアーで世界にloveを届けられるようになったので、これからはより多くの方に届けたいです」と、世界進出に向けて宣言。メンバーから指名された大橋は「日本中、世界中、宇宙中までも愛を届けて皆さんを幸せにしたいという気持ちなので、この愛を世界中にも届けられるように頑張りたいので、応援よろしくお願いします。日本中、世界中、宇宙中までも幸せを届けるぞー!」と音頭を取り、肩を組んだメンバー全員で「おー!」と右足を踏み出し、決意を新たにした。
横浜アリーナ公演では、9日から13日までの5日間で計12万人を熱狂させた。7人はこの勢いを止めることなく、10月6日のツアーファイナルまで駆け抜け、全9都市42公演、約43万4000人を動員する予定。