最年長の浅野は「みんなでバレーボールをするのがけいこで一番楽しかった。かなり盛り上がりました。最長で60以上のトスがつながった」とにっこり。
すると大東が「一生懸命になりすぎて、けいこ前にのどつぶしそうになった(笑)」と明かすと、堤は「次の日筋肉痛になったよ(笑)。急になんでバレーボール?と思った」と苦笑い。トスが長くつながり「しんどって思って…」と正直に打ち明けた。
本作は、Bunkamuraが日本と海外のクリエイターの共同作業のもと、優れた海外戯曲を今日的な視点で上演する企画に取り組んできた、DISCOVER WORLD THEATRE(以下DWT)シリーズ。同シリーズの第14弾として、『A Numberー数』と『What If If Onlyーもしも もしせめて』の二作品を連続上演する。
『A Numberー数』で二人芝居に挑むのは、本作が初共演となる堤と瀬戸。人間のクローンを作ることが可能となった近未来を舞台に、秘密を抱え葛藤する父を堤が、クローンを含む三人の息子たちを瀬戸が演じます。
そして、『What If If Onlyーもしも もしせめて』には、舞台初共演となる大東と浅野らが出演。愛する人を失い苦しむ“某氏”を大東が、某氏の前に現れる“未来”と“現在”を浅野が、“幼き未来”と共に演じる。
公演は、あす10日~29日まで東京・世田谷パブリックシアターにて、その後大阪・福岡にて上演される。