『おむすび』は、“どんな困難も明るくたくましく乗り越える”をモットーとする平成時代のギャルが、人々の健康を支える栄養士となり、現代人が抱える問題を“食の知識とコミュ力”で解決しながら、目には見えない大切なもの(縁・人・時代)を次々とむすんでいく、平成青春グラフィティー。
橋本が演じるヒロイン・米田結は、平成に元号が変わった最初の日に生まれる。自然豊かな福岡県・糸島で育ち、そのせいか、どんなものでもおいしそうに食べる。「おむすび」は、幼いころにつけられた結のあだ名だが、本人はあまり気に入っていない。
幼少期は神戸で暮らしていたが、阪神・淡路大震災で被災し、福岡・糸島に移住する。青春時代を糸島で過ごしたのち、結の高校卒業のタイミングで一家そろって神戸のさくら通り商店街に戻り、栄養士を目指し学び始める…といった役どころだ。
初週の映像を見た橋本は「15分刻みでつながっているのを見て『朝ドラ』だ!と思いました(笑)。すごく感動したんですけど、これまでの朝ドラと全然雰囲気が違かった。ギャルが出てきて、すごくポップで明るい朝を届けられるんじゃないかなって思います」と感想を語った。
ギャルを演じた感想を聞かれると「学生の頃は友だちにギャルが多かったんですけど、私はあんまり通ってこなかったんです。でも、今回この作品で“ギャル”と向き合ってみて、見た目じゃなくて、“心意気”なんだなと思いました。好きなことを貫く、真っ直ぐな“ギャルマインド”をすごく感じてかっこいいなと思いました」と明かした。
ドラマでは「もちろん、ネイルや金髪、つけまつげを重ねて、すごく黒くなったりするシーンもあるんですけど、全体を通してギャルの気持ちを学んで、そんなマインドでいたらきっと人生楽しいだろうなと思いましたし、そうなれたらいいなと思います」と明かしていた。
会見には、仲里依紗(34)、麻生久美子(46)、北村有起哉(50)、制作統括・宇佐川隆史氏も登場した。