俳優の今田美桜が主演、北村匠海が共演する、2025年度前期の連続テレビ小説『あんぱん』。今月8日に主人公・朝田のぶを演じる今田と、のぶの夫・柳井嵩を演じる北村が高知ロケでクランクイン。
2人の場面カットとコメントが到着した。

 中園ミホ氏が手掛ける第112作目の連続テレビ小説は、アンパンマンを生み出したやなせたかしと小松暢の夫婦をモデルに描く。生きる意味も失っていた苦悩の日々と、それでも夢を忘れなかったヒロイン・朝田のぶと柳井嵩の人生。何者でもなかった2人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現したアンパンマンにたどり着くまでを道のりを通じて、生きる喜びが全身から湧いてくるような愛と勇気の物語を届ける。

■今田美桜(朝田のぶ役)
クランクイン初日はいつも少しソワソワして緊張するんですが、今回は不思議とあまり緊張せずリラックスして撮影に入ることができました。それはなんといってもスタッフの皆さん、そして高知の皆さんが心地よく迎え入れてくださったからです。走るシーンから撮影は始まりましたが、「いだてんおのぶ」のまま撮影に臨むことができました。とても楽しい高知での撮影でした。

高知県は今の時期とても暑いと聞いていましたが、「こんなにも暑いのか」とびっくりしました(笑)。また、川沿いや海でも撮影を行いましたが、このような大自然のもとできっと暢さんとたかしさんは過ごしてきたんだと思いをはせました。これからも撮影は続きますが、ぜひ放送を楽しみにしていただけたらうれしいです。

■北村匠海(柳井嵩役)
今回、高知で撮影を行ったことが、より一層「あんぱん」の世界観に僕たちを引き込んでくれたと感じるほど、ものすごくいい経験でした。
これから僕たちは、さらに役を掘り下げてなじませたり、いろんな会話をしたりしながら進んでいきますが、まず最初に高知で撮影を始められたことがすごく良かったと思います。

高知は本当にご飯がおいしくて、この大自然の中で住んでいる人や動物、植物などすべてがのびのびとしている、とてもいい空気の土地だと感じました。「そりゃ、ご飯もおいしいし、人も温かい方ばかり」とすべてがうなずける時間でした。現地の方の「あんぱん」への応援も肌で感じましたので、しっかりと作品で返せるようにこれから約1年間の撮影頑張ります。
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