ビー・エム・ダブリューは10日、新型『BMW M3セダン』と『BMW M3ツーリング』の販売を開始した。両モデルは、BMW M社が手がけた高性能Mモデルであり、今回の改良によりさらなる進化を遂げている。
納車は10月からを予定している。

 『M3セダン』と『M3ツーリング』は、BMW 3シリーズをベースにBMW M社が開発した、サーキット走行に対応するMハイ・パフォーマンス・モデルだ。両モデルともにコンペティション仕様となり、BMWが誇るインテリジェント4輪駆動システム「M xDrive」を搭載。これにより、従来モデルを凌駕する運動性能を発揮する。

 新型M3シリーズでは、外観にも変化が加えられ、アダプティブLEDヘッドライトを採用。これにより、さらに精悍な印象を与えるデザインとなった。また、エンジン出力は従来モデルに比べて20PS向上し、530PSを発揮する。直列6気筒Mツインパワー・ターボ・エンジンとインテリジェント4輪駆動システムの組み合わせにより、優れた運動性能を提供する。

 安全面では、高性能カメラとレーダーを活用した最新の運転支援システムを搭載。渋滞時には「ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能」により、一定条件下でステアリングから手を離して走行することが可能。また、最新世代のコネクティビティ機能も搭載されており、「OK, BMW」と話しかけることで、車両の操作や目的地設定ができる。

 スマートフォンを使った利便性も向上しており、Apple CarPlayの対応に加え、BMWデジタル・キーの標準装備により、スマートフォンで車両のロック解除やエンジン始動が可能となっている。


■『BMW M3』メーカー希望価格
BMW M3 Competition M xDrive 1430万円
BMW M3 Competition M xDrive Touring 1440万円
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