タレントのゆりやんレトリィバァ、俳優の唐田えりか、剛力彩芽が12日、都内で行われた動画配信サービス「Netflix」のオリジナルドラマシリーズ『極悪女王』(19日から世界配信)の完成報告会に参加した。

 登場時はダンプ松本になりきって暴れ回ったゆりやんだが会見が始まると「普通にしゃべらせてもらいます」と一言申し訳なさそうに語り、会場には笑いが。オーディション合格の秘話を問われると「ずっとアメリカに行ってで売れたいと思いがあった。ある日、マネージャーから『大変なニュースです。Netflixで白石和彌監督、鈴木おさむ企画のダンプ松本さんの人生を描く、ドラマのダンプ松本さん役のオーディション役がある』と。『受けます!』と。絶対に、これでアメリカで売れると思いました」と明かし「売れたいという私利私欲で」オーディションを受けたことを明かした。

 ハードなトレーニングで1度は減量したが、ダンプ松本の現役時代の体を再現するために増量した。「もともと110キロあった体重を数年かけて45キロ減らしたんです。その後、当時の極悪同盟ダンプさんの印象に近づけるためには、どうしても体を大きくする。最初は自分にできるかなという悩みもあったんですけど、こんなありがたいことはない。ぜひやってみたいと思いで取り組もうと覚悟を決めて40キロ増量した。また30キロ減らしました」と明かした。そして「まだ10キロ残ってるじゃないか!ほっとけ!」とセルフボケ、セルフツッコミを入れて笑いを誘っていた。

 80年代にカリスマ的人気で女子プロレス旋風を巻き起こしたダンプ松本の知られざる物語を描く。ゆりやんがダンプ松本、唐田が長与千種、剛力がライオネス飛鳥を演じる。

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