今作は、全国に2万体も存在するどこの誰かもわからない“名もなき遺体”の身元を特定し、家族の元に帰す「警視庁身元不明人相談室」が舞台となる。自ら志願して配属された変わり者・三田桜(小芝)と、性格も趣味もまるで正反対な10歳上の同期・月本真(大島優子)が、遺体に残されたわずかな手がかりを頼りに謎を解くミステリー×ヒューマンドラマで完全オリジナルストーリー。身元不明の遺体からはじまり、秘められた死者の思いを描く。
第9話では、突然の死を遂げた捜査員・堀口(戸次重幸)の葬儀に「堀口の母」と名乗る女性・律子(川俣しのぶ)現れる。しかし、彼女が遺影を見るやいなや「これが私の息子です」と語り、別人の写真を見せたことで状況は一変。桜たちは、堀口が偽の戸籍を使って警察官になっていたことに気づき、彼の本当の正体を明らかにするため、危険な謎に挑むことになる。本当の彼は一体どこの誰なのか。その背後には、警視庁公安部長・佐川の影がちらつく。堀口の帰る場所を見つけるため、桜と真は、開けてはいけないパンドラの箱に迫る。
佐川を演じる杉本は「出演のオファーをいただいたとき、最初に思ったのは『GO HOME』の世界の中の人物として演じられる!という興奮でした」と喜びのコメント。「小芝さんとは『城塚翡翠』以来の共演で、今回もご一緒できることを楽しみにしていました。大島さんとは今回が初めての共演となりますが、こうしてご一緒にお仕事ができることを非常に光栄に感じています」と思いを語った。
今回、堀口が家族と一緒に散歩を楽しんでいるシーンや、そんな彼の葬式に桜、真らが参列しているシーン写真も公開された。