B’zの松本孝弘がギター&プロデュースを担当し、ジャック・ブレイズ(Ba/Vo)、エリック・マーティン(Vo)からなるTMG(TAK MATSUMOTO GROUP)が15日、ハードロックカフェ東京で行われた「新アルバム『TMG II』(18日発売)先行リスニングパーティー」にサプライズで登場した。

 再始動を熱望していたファンの前に突如、現れたTMG。
会場内は、大歓声で包まれる熱狂ぶりだった。イベント後に行われた記者会見で松本は「とても久しぶりだったので、楽しいですね。とっても新鮮でした」とにっこり。エリックは「I feel so happy!」とささやき、喜びをかみしめた。また、ジャックは「皆さんのお顔を見られて、TMGの新しいスタートを祝えてうれしく思います」と声を弾ませた。

 TMGは、松本が長年の構想を元に2004年にデビュー。1980年代のアメリカン・ハード・ロックシーンを牽引したNight Rangerのフロントマン兼ベーシストのジャック・ブレイズ、1991年リリースの「To Be With You」が全世界で大ヒットを記録したアメリカン・ハード・ロックを代表するMR. BIGのボーカリスト、エリック・マーティンが参加した。日米を代表するトップアーティストの共演は当時大きな話題となった。20年の時を経て、オリジナルメンバーで日本での活動を再開させる。

 18日には、セカンドアルバムとなる『TMG II』を発売。19日の愛知・Zepp Nagoyaを皮切りに、10月12日の東京ガーデンシアターまで6ヶ所全9公演の全国ツアーを行う。オリジナルメンバー3人とともに元ガンズ・アンド・ローゼズ/ヴェルヴェット・リヴォルヴァーのマット・ソーラム(Dr)、B’zのレコーディング・ライブにも参加しているYukihide “YT” Takiyama(Gt)がツアーを回る。


 同イベントは、14、15日の2日間、東京と大阪のハードロックカフェで同時開催された。TMGの登場は完全サプライズとなり、15日の東京会場のみだった。
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