今作は、“どんな困難も明るくたくましく乗り越える”をモットーとする平成時代のギャルが、人々の健康を支える栄養士となり、現代人が抱える問題を“食の知識とコミュ力”で解決しながら、目には見えない大切なもの(縁・人・時代)を次々とむすんでいく、平成青春グラフィティー。
普段は素朴な女子高生の結が、ひょんなことから知り合った“ギャル軍団”を助けるため、福岡・糸島のお祭りで“超ド派手なギャルメイク”をすることに。個性的なギャル軍団を前に、最初は翻弄されっぱなしの結。しかし、彼女たちが抱える事情を知り、だからこそ楽しく生きようとする姿を見て、次第に気づいていく。「人生を思いきり楽しんでいいんだ」ということを――。
■制作統括・宇佐川隆史のコメント
「自分の“好き”を大切にしながら、今を思いっきり楽しむ」。この作品に登場する“ギャル”には、そんな想いが込められています。過去や未来への不安はあるけれど、まずは今この瞬間の自分を大事にする。その姿勢こそが、先行きが不透明な現代において“道しるべ”になるのではないか…そう、感じたからです。“ギャルマインド”と呼ばれる生き方が、私たちの心を軽やかに、楽しくしてくれる。そんな物語をお届けしたいと思います。
橋本環奈さんが演じるヒロイン・米田結も、ギャル文化を体現する中で、見る人に元気を与え、日々を前向きに過ごすきっかけを届けてくれると信じています。