1位は、菅田将暉の弟として知られ、マルチアーティストとして活躍する、こっちのけんと「はいよろこんで」(619.1万回)。2022年にリリースした2ndシングル「死ぬな!」の“その先”を歌った曲で、双極性障害に苦しみ、「日々SOSを出す癖をつけたい」と制作。救いを求めるような歌詞や、「SOS」を意味するモールス信号などが盛り込まれていることもあり、幅広い層から共感を呼んでいる。英語バージョン、アカペラバージョンの公開に続き、8月30日には、YouTubeチャンネル『THE FIRST TAKE』に登場したこともあり、4週連続の首位となった。
2位(先週2位)は、Mrs. GREEN APPLE「ライラック」(458.1万回)、3位(先週3位)はCreepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」(420.5万回)と、TOP3は先週と同じラインナップとなった。
ランク外から4位にランクアップしたのはAdoの「唱」(324.9万回)。昨年に続いて2024年もユニバーサル・スタジオ・ジャパンで開催されるハロウィーンイベント(9月6日~11月4日)のコラボ曲に起用されており、公式SNSでは、Ado本人のコメント入り『ゾンビ・デ・ダンス』動画も公開。なお、今年は、ゲストと一緒にゾンビに立ち向かう治安部隊“ブルーローズ隊”を率いるAdo隊長も登場する。
視聴回数を約1.9倍に伸ばし、先週37位から14位に急上昇したのは、弌誠(いっせい)の「モエチャッカファイア」(180.4万回)。HoYoverseの最新作である都市ファンタジーアクションRPG『ゼンレスゾーンゼロ』に登場する人気キャラクター「エレン・ジョー」のイメージソングとして制作された曲だ。ミュージックビデオ(MV)で描かれている「エレン・ジョー」のキャラクターデザインは、イラストレーターのハツミノが担当。ゲームの物語やキャラクターの特徴を再現した歌詞と、中毒性のあるサウンドが評価され、いま注目の1曲となっている。
弌誠は、2001年生まれで、作詞、作曲、編曲を自身で行うシンガー・ソングライター。YouTubeを中心に楽曲を公開し、新人ながら映画主題歌やTVアニメのテーマ曲の書き下ろしも行っている。
20位には、韓国のガールズグループTWICEのツウィによる「Run Away」(149.9万回)、26位には、男性アイドルグループAe! Groupの「Gotta Be」(133.8万回)が初登場となった。
※( )内は視聴回数