孤独だが心優しい男が、歪んだ社会の狭間で“悪のカリスマ”へと変貌を遂げていくドラマを、アカデミー賞常連の実力派スタッフ・キャストで描いた前作『ジョーカー』。「ジョーカー2」では、理不尽な世の中の代弁者として時代の寵児となったジョーカーの裁判が、全世界へ中継され、ジョーカーの前に突然現れた謎の女リー(レディー・ガガ)とともに、狂乱が世界へ感染していく。
憧れの主演・ホアキン・フェニックスに「あ、会えるんですよね…やばいっすよね」とファンとして感激する山田は「そういう人生だと思ってないからホアキン・フェニックスさんに会えると思って生きてなかったのでなにをしゃべろう」と実感がわかない様子。
さらに「もし僕が出てる作品でみてもらっているとしたら『ゴジラ-1.0』があるので、観ていますかって1個だけ聞きたい」と期待するも「山田裕貴をもしかしてご覧になってる可能性…ないかぁ!」とひとりで一喜一憂するガチファンぶりをのぞかせた。
また、ホアキンの魅力について「僕も目指しているというか、この人お芝居してるな、と見るんじゃなくて『本当にこういう人がいるんじゃないか』と存在しているようにみせる自然さ。ただセリフのやり取りだけでは見せられない。細部に宿る時間の流れを映し出せるのが、本当に魅力的。ねらってやってるのか、本人すらわかってないんじゃないかと、入り込む力がすてき。僕もそういうお芝居がしたいし目指している」と尊敬のまなざしを向けていた。
このほか映画感想TikTokで活躍するクリエイター・しんのすけも登壇した。