映画にちなみ、大阪芸術大学の学生たちとアートを共作。
学生たちの準備した絵は、カラフルで発想豊か。堂本は「エネルギッシュだし、それぞれのカラーっていうんですか、色がここに反映されているな」と“多様性”“原石”などのワードを織り交ぜて感嘆。「非常に勇気というか、力を今もらった状態です」と感じ入った。
余白もなくその上に堂本が○を描くとあって、「仕上がっているものを仕上げるということなんで、ものすごく大変な役目」と苦笑い。音楽やアート制作の実体験から「足さなきゃよかったっていうこともいっぱい僕経験してきてるから」とぶっちゃけた。
「一生懸命描いたやつの上に…」「描きづらいな~」と言いつつ、「ごめんね、ちょっと消しちゃうけど」とそっと一言。そこから黒の筆を持つと、約10分にわたり何重にも◯を重ねた。思わず会場が静まり返り、堂本が雑談をうながすほどだった。
最後は、完成したアートをバックに学生たちと記念写真。堂本は最後はマイクをとって学生に向き合い「人生は一回きり。
映画『まる』は、美大卒だがアートで身を立てられず、人気現代美術家のアシスタントをしている男・沢田(堂本)が、ある日、アリに導かれるように描いた○が知らぬ間にSNSで拡散され、正体不明のアーティスト「さわだ」として一躍有名になるというストーリー。