今作は、漫画雑誌『ヤングキング』(少年画報社)で2014年から2023年まで連載されていた渡邊ダイスケ氏による『善悪の屑』と続編『外道の歌』を実写化。同イベントでは、ファーストルックビジュアルが公開され、12月6日独占配信開始となることが発表された。
通称・カモこと鴨ノ目武(かものめ・たけし)を窪塚、通称・トラこと島田虎信(しまだ・とらのぶ)を亀梨が演じる。何の変哲もないさびれた小さな店「カモメ古書店」を営みながら、裏では“復讐者”を名乗り、耐え切れないほど悲痛な思いを背負った被害者の代わりに、法の裁きから逃れた加害者に裁きを下す“復讐屋”として暗躍するカモとトラによるクライムサスペンスを描く。
亀梨は「見た目もそうですし、言葉も関西弁だったので、かけ離れている。ラップまでやらせていただきました。見たことがない自分が見られる」と自身の役柄を紹介した。原作者が思わず「僕が描いたトラがここにいます!」と大興奮したというビジュアルは、長髪にタトゥーという激変ぶり。亀梨は「フル装備だと、2時間オーバー」と衝撃のメイク時間を告白した。
そんな亀梨の頑張りを身近で見ていた窪塚は「準備もせりふ量もアクションもあるし、すごい比重だと思います。『人』という字の下側はトラ(亀梨)」とリスペクトのまなざしに。亀梨が「その分、現場で寄りかからせていただいたので」と恐縮すると、窪塚が「イイ奴だな」とこぼし、ほれぼれしていた。
さらに、亀梨は「仕草も関西の兄ちゃんじゃないですが、がに股で歩くようにしていました。自分で見たことない表情で芝居していました」と回想。「声のボリュームも。初日から『お~い!』っていうシーンがあって。監督がいろんなパターンを撮っていたんです。初日から飛ばし過ぎて、開始4時間くらいで声が…。喉は強い方でしたが、だいぶ心配でした」とまさに体当たりの芝居だったそう。「でも、そこは先輩(窪塚)が『もう少し、小さくても良いよ』とお気遣いしてくださって」と感謝。窪塚は「それは優しさじゃなくて、うるさかったんだよ」とさらなる優しさで包み込んでいた。
同イベントには、ドラマ『幸せカナコの殺し屋生活』(2025年2月配信開始)に出演するのん(31)、藤ヶ谷太輔(Kis-My-Ft2/37)、ドラマ『ドンケツ』(2025年春独占配信開始)に出演する伊藤英明(49)も登壇した。