4人組ガールズグループ・IS:SUE(イッシュ)が13日、神奈川・パシフィコ横浜国立大ホールで、初のファンコンサート『2024 1ST IS:SUE ASSEMBLE-WE ARE IS:SUE』を開催した。

 REBORN(リボン/ファンネーム)の期待が高まる中、開演5分前になると、幻想的な光と音の演出がスタート。
それぞれの美スタイルを活かした純白の衣装に身を包んだ3人は、初のファンコンサートとは思えない気迫あふれるダンスとラップ、美声を響かせた。ダンスブレイクは、ASSEMBLE ver.にアップデート。NANOが「アドレナリンが出すぎてどれぐらい大きく体が動いたかわからない」と語ったように洗練されたパフォーマンスで視線を惹きつけ、まさに鳥肌もののステージとなった。

 ファーストステージを終えると、3人は並んであいさつ。YUUKIは「きょうは来てくれて本当にありがとうございます。最後まで一瞬たりとも忘れられないステージにして見せますので、楽しみにしていてください」、RINOは「一緒にすてきな思い出を作れることも幸せに思うので、最後まで一緒に楽しんでいきましょう!」と呼びかけ。NANOは「こんなにたくさんの方々がいる想像と心の準備ができていなかったので、入場してきて『うわっ』てなりました」とキュートな笑顔を見せつつ、「こんなに囲まることができて幸せです」と喜びをかみしめた。

 ステージに上がる前に、円陣を組んだという3人。休養中のため出演がかなわなかったRINについて言及する場面も。YUUKIは「残念ながら3人のステージになるので、RINの分まで頑張りたいと思います」と気合十分。REBORNも拍手で答え、RINに愛を送った。

 「Report of IS:SUE ASSEMBLE」と題し、メンバーの日常や収録の裏話を明かし、ダンス(YUUKI)、歌(RINO)、韓国語(NANO)といったデビュー5ヶ月でさらに進化した実力を見せた後、初披露となる「Butterfly」をパフォーマンス。
タイトル通り、バタフライのような美しく艶やかなステージを見せた。そしてブラックの衣装に着替えたメンバーは、「THE FLASH GIRL」でIS:SUEの真骨頂とも言える力強いパフォーマンスを見せ、パワフルにREBORNの背中を押した。

 続けて、IS:SUEとREBORNをコネクトする意味を込めて、Aimer「蝶々結び」(2016年)をカバー。しっとりとのびやかな美声を響かせた。「STATIC」では、REBORNと声をそろえる一幕も。YUUKIは「感動的でした。温かい気持ちでした」と感激した様子。バラードでも輝くIS:SUEの実力を証明した。本編は、YUUKIが作詞に参加した「Breaking thru the Line」を初披露。惜しみつつ、幕を閉じた。

 アンコールでは、それぞれが思いを語ることに。YUUKIは「『CONNECT』の最初のパートで目がウルウルしてた」と明かしつつ、「うれしくて。
緊張もプレッシャーもすべて飛び込むぐらい」とREBORNとのASSEMBLEに喜びのコメント。RINOは「皆さんからいただいたエネルギーをIS:SUEとしてお返しできるようにしたいと思います。絶対にすぐお会いできるように精進してまいります」と意気込み、NANOは「たくさんの人に元気を与えられるように1日1日4人で頑張りたいなと思います」と力を込め、RINの場所を空けて“4人”でハグをする場面も。RINOが「4人で(ステージ)立てる日がきっと来るので、皆さんも楽しみに待っていてください」と誓った。

 同グループは、サバイバルオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS』(通称:日プガールズ/日プ)からME:Iに続いて誕生。RIN(会田凛)、NANO(釼持菜乃)、YUUKI(田中優希)、RINO(坂口梨乃)で構成され、グループ名には「常に注目や話題性(ISSUE)を持って人々を魅了する、魅力的で“異種”な存在」という意味が込められている。なお、RINは体調不良による休養中のため、この日は3人でのパフォーマンスとなった。

【セットリスト】
M1.「CONNECT」
TALK SESSION 1「Report of IS:SUE ASSEMBLE」
M2.「Butterfly」(※初披露)
M3.「THE FLASH GIRL」
TALK SESSION 2「Stranger's Message」
M4.〔REBORN STAGE〕「蝶々結び(Original by Aimer)」(※初披露)
M5.「STATIC」(ASSEMBLE ver.)
M6.「Breaking thru the Line」(※初披露)
ENCORE
M7.「Tiny Step」(※初披露)
M8.「THE FLASH GIRL」
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