直木賞にノミネートされるなど実力派作家としても名を馳せる加藤が発起人である、能登半島地震チャリティ小説企画『あえのがたり』(講談社)刊行を記念して、アイドルではなく作家としての使命についても語っている。ドーム公演を開催できる超実力派でありながら、文章で人の心を動かすこともできる唯一無二のキャリアを切り開いてきた表現者ともいえる加藤の感性を刺激するモノゴトとは。
誌面インタビューでは「The 5 stories about Beauty」と題し「アイドルとしての美しさ」「メンバーの美しさ」そして「日本人としての美しさ」などなどたっぷり6ページ、自身の美学に迫る。
「シラフでメンバーの美しさを語るのは重労働ですね…」とチャーミングな照れ笑いで現場を和ませる一面を見せつつ、撮影が始まるとその表情はがらりと一変。初セッションのスタッフが多いなかでも体現するあ・うんの呼吸や、瞬時に現場のオーダーにも応えるさすがのプロ意識に何度も拍手が起こった。アイドルとして大人の色気あふれる表情はもちろん、作家として、そしてひとりの人間として。加藤の等身大のまなざしに注目だ。