原作は、2021年から『イブニング』で連載された人気漫画『相続探偵』(講談社)。『SPEC』シリーズを手がけた脚本家・西荻弓絵氏による相続ミステリー漫画で、ドラマ脚本も西荻氏が自ら担当する。難解な相続問題を、相続トラブル専門の探偵・灰江七生(赤楚)が個性豊かな仲間たちとコミカルに、痛快に、時に大真面目に解決していく。「相続」というテーマに特化した斬新なヒューマンミステリーとなる。
宮内が演じるのは、島村紗流(しまむら・さりゅう)。紗流は急逝した資産家・島村武三の遺言により、保険金3億円を含む10億円の遺産を相続した。しかし、彼女には過去に複数の資産家と結婚と死別を繰り返し、そのたびに高額な生命保険金を手にしていたという驚くべき過去があった。これまで多彩な役柄を演じてきた。後妻業の女・紗流の登場が物語にどのような波紋を広げるのかが見どころになる。
矢柴が演じるのは、大手生命保険会社に勤める・鬼頭倫(きとう・りん)。島村武三の死因に疑念を抱き、武三の娘・真琴と共に灰江相続調査事務所を頼りに訪れる。毎田が演じるのは、島村武三の娘・恵蒜真琴(えびる・まこと)。
さらに、松岡依都美が銀座のクラブのママ・ハルコママ役として登場。『地面師たち』での演技が記憶に新しい松岡が出演し、紗流に関する重要な情報を握る人物を演じる。
第2話からは、渋川清彦が演じる裏社会に通じる高利貸・金山竜(かなやま・りゅう)、三浦貴大が演じる週刊誌のフリーライター・羽毛田香(はげた・かおる)が本格的に登場。灰江の過去や因縁が徐々に浮かび上がり、物語はさらなる広がりを見せる。