きゃりーぱみゅぱみゅ、『CHOKi CHOKi girls』の思い出語る「ただの女子高生だけど原宿中に私のポスターが」

歌手のきゃりーぱみゅぱみゅ（32）が17日、東京・WITH HARAJUKU HALLで行われた『原宿-3℃はじめました。プロジェクト』発足式にゲストとして参加した。 きゃりーは、同プロジェクトのイメージキャラクターに就任。さわやかなブルーの衣装で登場し、「今日は-3℃をイメージして。ひんやりしたお衣装を着させていただいております」とにっこり。キービジュアルは髪やアイシャドウ、カラコンなども青で統一され「顔面から涼しく」とコンセプトを語っていた。 原宿によく訪れるそうでプロジェクトについて「この数年、暑すぎて。私的にもうれしい。涼みに行きたい」と笑顔で話した。期間限定で-3℃の謎を解く「謎解きバス」も運行。気になるそうで「結構バスに乗るんですよ。バスの中は涼しいんですけど、外のジリジリした感じが残る。バスの中で大汗かいたりする。ひんやりするのは最高の企画」としていた。 原宿という街は、自身にとってどんな街か、という質問が。きゃりーは「原宿は、きゃりーぱみゅぱみゅの誕生の地と言いますか。高校1年生の時に友達に誘われて原宿にやってきたんです。それまでは流行ってるメイクとか、流行ってるファッションとか、なんとなく着たりしてみたけど、あまりしっくりこなくて。『なんだかな～』と思ってたんですけど、原宿のヴィンテージショップ、古着屋さんに行った時に、稲妻に打たれたみたいな衝撃が走って。『ここでは、こんなにアンティークのかわいいお洋服が売ってるんだ』とか、『こんなふうにヘアカラーしたり、ネイルしたり、楽しんでいいんだ』と、すごく自分にフィットする街でした。それまで私は割とシャイでおとなしい感じの女の子だったんですけども、原宿に出会ってから個性的なファッションが好きになったり、今こうしてアーティスト活動させていただいている。もう1人の自分が誕生した街っていう感じです」と話していた。 今の原宿の変化も。「今はインバウンドで海外の方がたくさんいらっしゃっていて、私自身も原宿を歩いてると海外に来た気持ちになるぐらい海外の方がたくさんいて。みんなが好きなものを買ったり、好きなものを食べたり、原宿という街を楽しんでもらえてうれしいなと思います」とにっこり。思い出も。「昔、『CHOKi CHOKi girls』という雑誌がありまして。当時高校生だったんですけど、その『CHOKi CHOKi girls』の表紙になると原宿の街をジャックできるというのがあって！私が表紙に選ばれた時に、ただの女子高生なんですけど、原宿中に私のポスターがわーっと貼り出されていて。もう大感動して、父と母と3人で原宿行って写真を撮ったりした」と懐かしみ「今回も原宿の商業施設だったりで原宿を盛り上げれるということで、また家族と一緒にピースして写真撮ったりとか変わらずしたいなと思います」とほほえんでいた。 『原宿-3℃はじめました。プロジェクト』は、毎年深刻化する猛暑の課題に対し、花王、東急不動産、東急バス、竹下通り商店会、原宿表参道欅会、ゆあそび（小杉湯原宿）など複数が協働し、原宿の街全体を「原宿-3℃はじめました。」を合言葉に、“涼”のおもてなし”を行う。関連イベントが、きょう17日から8月3日に開催される。