OSKは、“ブギの女王”笠置シヅ子さん、“銀幕のスター”京マチ子さんらを輩出し、103年の歴史を誇る。
そして今年年6月、翼はOSKが生まれた大阪松竹座で劇団の命運をかけた公演に挑んだ。トップスターのお披露目公演となり、歌詞や曲調、ダンスは、翼をイメージして作られた。稽古(けいこ)では、自らの完成度を高めるだけでなく、劇団員全員のレベルアップを求めて後輩たちへの指導に奔走(ほんそう)した。
OSKは、かつて経営母体がたびたび変わり、一時、解散に追い込まれた。それだけに、経営面においても公演の失敗は許されない。翼は、道頓堀界わいに自ら出向いて宣伝活動。宝塚歌劇団、国内外のアイドルなどが人気を呼び、ショービジネスの競争が激化する中、OSKの独自のファン獲得戦略にも迫る。
合計4時間を超える独占インタビューや知られざる稽古の様子、翼の楽屋作りの秘密、独自カメラで記録されたお披露目公演の様子など、貴重映像満載となる。
「翼和希 泥くさく華やかに ~密着50日・OSKトップスター~」と題し、ナレーションは、『ブギウギ』に出演した劇団☆新感線の俳優・橋本じゅんが務める。