大阪・関西万博で7月4日と5日に開催された歴史的公演を届ける。
■「万博で芽生えた恋!寛平じいさんはキューピッド!?」
大阪・関西万博の会場でうどん屋台を出店している裕(吉田裕)は万博を見にきていた知り合いのすち子(すっちー)とすち子の親戚の子ども・藍(酒井藍)と話をしていた。そこに警備員の川畑(川畑泰史)に連れてこられた腹ぺこの寛平じいさん(間寛平)に裕は無料でうどんを振る舞う。そこに野菜を運んできた八百屋の珠代(島田珠代)が万博で日本に滞在中のカゲツ王国の姫・ユウ(小林ゆう)が失踪したと話す。その後、裕は屋台の前で卒倒しかけた女性を介抱するが、その女性こそ行方をくらましていたユウだった。ユウの後を追ってきた世話係のタダーシ(西川忠志)、カゲツ王国の国王ウチーバ(内場勝則)が姫を連れ戻そうとするが、ユウはもっと日本の生活や景色を肌で感じたいと言い張る。国王の耳には敵対するヨシモト王国が怪しい動きを見せているという情報も入っており、裕も帰るべきだと言うがユウは聞かない。寛平の提案で裕の屋台で働くことになったユウ。そこに金融会社のアキ(アキ)が現れ、裕が連帯保証人になっている友人が雲隠れしたため100万円の支払いを要求。ユウは働かせてもらっているお礼に借金を立て替え、2人の間には絆が芽生え始めるが、ヨシモト王国の毒牙が忍び寄っていて…。