9人組グループ・Snow Manの宮舘涼太が19日、東京・有明アリーナで行われたディズニー・オン・アイス日本公演2025『ディズニー・オン・アイス “Magic in the Stars”』東京公演初日のスペシャルオープニングアクトに出演した。

 スペシャルサポーターを務める宮舘は、アメリカ公演を訪れ、『ディズニー・オン・アイス』の魅力を体感していた。
オープニングアクト前に取材会を実施。日本版について宮舘は「パワーという部分で代わりはないんですけど、楽曲が英語版だった。今回、見させていただいて歌詞が日本語になって、そこは違いがありました」とアピールした。

 「僕自身もディズニーの作品に何度も助けてもらいました。勇気と希望をいただいて、僕はステージに日頃から立てていると思います。『ディズニー・オン・アイス』の今回は『Magic in the Stars』という題名なのですが、やはり星に願えば自分の願いごとは何でもかなえられる、そんな思いが詰め込められた作品になっています。それは本当で。僕も願い続けていたらデビューもかないましたし、デビュー後もお仕事だったり、いろんな場面で自分のやりたいことを実現させてきています。なので、見ていただいた方の願いが少しでもかないますように、と僕も願ってますし、そしてディズニーのキャラクターも皆さんをサポートしたいと思う一心で今回勝に臨んでいると思います」と呼びかけていた。

 オープニングアクト直前の心境も。「非常に緊張してます。ですが、やはりたくさん練習をさせていただいたのと同時に、見ていただいた先生が心強くサポートしてくださったので、その皆さんの気持ちに応えたいなという思いで頑張らせていただきます」と誓った。
自身のスケートセンスも言及。「言っていいのかな…」と前置きしながらも「イナバウアーできるようになりました」とうれしそうに報告した。「でも、見せませんよ。ディズニーさんを背負ってますから(失敗できないので)」と苦笑いを浮かべながらも「練習場でできるようになりました」とにっこり。関係者の方をちらりと見ると「先生から言ってもいいよ、と言われました」とウキウキで話していた。

 本番を迎えると、宮舘は、「世界に1着だけ」の真っ赤な衣装で登場。リンクの上を滑りながら場内を手を振って周回し、会場は大歓声。マイクを握ると「もっともっと浴びてもいいかな?」と黄色い声援をおかわりしていた。「たくさん練習を積み上げてきました」とスケートの練習漬けだった日々を振り返った。

 その後、歌唱に備えて一時退場。その際に、横にいたスケーターから2度にわたってリフトされた。リフトされた宮舘は、空中でエレガントなポージングを披露。
どよめきに似た歓声が起きていた。シューズを履き替え、車に乗ってリンクの中央に。映画『アラジン』より「フレンド・ライク・ミー」を歌唱し、歌い終える割れんばかりの歓声が上がっていた。難曲を歌いきった宮舘は「数多くの方が歌っていらっしゃる『フレンド・ライク・ミー』を、この場で歌わせていただけること幸せに思います」としみじみと語った。

 「舘様~」と声援が飛ぶと、宮舘は「御用は何?」とジーニーのように返していた。最後は「名作ぞろい。声を出して構いません。自分の感情を爆発させてください!そして夢と希望にあふれるショーを瞬き厳禁で見ていただけたら」とポイントを語りながら「僕の夢のディズニーの歌を歌うことを、このステージでかなえることができました。夢は願えばかなう!『ディズニー・オン・アイス “Magic in the Stars”』スタート!」とエレガントにショーの開幕の合図を告げていた。

 『ディズニー・オン・アイス』は、ミッキーマウスやミニーマウスをはじめ、たくさんのディズニーキャラクターが登場し、世代を超えて愛され続けている、氷の上のミュージカルショー。1981年の世界初公開以来、40年を超える歴史を持つこのショーは、アメリカをはじめ世界75ヶ国以上で上演され、感動にあふれた作品を世界中の人々に届けている。日本では、1986年の『ハッピーバースデー・ドナルド』以来、35年以上にわたり、総公演回数は6000回を突破した。
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