RIZIN LASTMAN STANDING王者の平本蓮が、22日にABEMAでライブ配信された『RIZIN RADIO UDAGAWA BASE公開収録SP!!』に生出演し、フェザー級王者のラジャブアリ・シェイドゥラエフとの対戦について語った。

 今年5月に朝倉未来と再戦が発表されたが、右肩の負傷のため長期欠場中の平本。
手術が成功し徐々にリハビリを始めており、本人は大みそか大会の復帰を目指している。

 前日にYouTube「ABEMA格闘チャンネル」で公開された榊原信行CEOの新番組『バラ散歩』にも出演した平本は、シェイドゥラエフについて「強いっすね。今は正直無理。でも、時間が経てば大丈夫」と話していた。この日もファンからシェイドゥラエフとの試合について聞かれると、「シェイドゥラエフ相手に触れられずに殴り勝つのは絶対に無理。首とか見ても頑丈で一発で倒れるタイプでもない」と分析したうえで、詳細に戦略について回答した。

 「寝技になったらダメなのでテイクダウンディフェンスを徹底して弾き飛ばして、一発じゃなくどんどん削っていく。ああいう選手は減量幅が大きいからボディを狙って、しっかり削ってその中で早い回転で近い距離で4~5発当てるつもりでやらないと。一発当ててもその中で組まれてになるので、切って殴るしかない。だからワンチャン狙う戦いじゃなくて、本当に勝つためにって考えると、まだ時間がかかる。ワンチャン狙いは勝ち筋じゃない。本当に勝つためなら真正面からドンドンとぶつかって、その中で細かい打撃を当てていく。
これしかないです」

 横で聞いていたRIZIN広報の笹原圭一氏も「めっちゃ面白い…」と平本の話に聞き入り、「いずれ戦う可能性もありますからね」とうなずいた。
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