【ONE】安保瑠輝也「誰が王者になるか証明する」キックルールに絶対の自信　野杁正明は王座統一へKO宣言
（左から）野杁正明、安保瑠輝也 （C）ORICON NewS inc. 画像（1枚）
　16日に開催の格闘技『ONE 173：スーパーボン VS 野杁正明』（有明アリーナ）の記者会見が12日に都内で行われ、出場する22人のファイターが登壇した。メインでフェザー級王者のスーパーボンと対戦する同級暫定王座の野杁正明が「前回以上のKOを見せる」と王座統一への意気込みを語った。


　K-1時代に“怪物”という異名で圧倒的な強さを見せてきた野杁は、昨年からONEに参戦。2連敗のスタートとなったが、今年1月に初勝利を飾ると3月の日本大会で暫定王者のタワンチャイに3ラウンドTKO勝利し、ベルトを獲得した。8ヶ月ぶりの試合でスーパーボンとの王者対決に挑む。

　そんな野杁を追いかけて、ONEに電撃参戦した安保瑠輝也も登場。昨年はBreakingDownでスダリオ剛との体重差マッチや、UFC元ミドル級王者のショーン・ストリックランドとのガチスパー、さらにボクシング界のレジェンドのマニー・パッキャオと対戦して堂々と渡り合うなど、チャレンジングな試合を乗り越えてきた。

　次なる舞台として、野杁へのリベンジのためにONEに参戦した安保は、初戦でいきなり強豪のマラット・グレゴリアンと対戦する。約1年ぶりの試合に向けて心境を聞かれると「驚くくらい落ち着いていて、この試合が本当に自分の中でもキックボクシングという競技の集大成だと思っている。誰がこのONEのチャンピオンになるのか、この試合で証明しようと思っています」と力を込めた。

　キックルールの公式戦は23年9月の宇佐美正パトリック戦以来となるが、久々のキックの練習で「蹴れる喜びをめっちゃ感じましたね。もともと蹴りが得意ですし、ボクシングの技術もすごく伸びた。それをやっと表現できるのが楽しみです」と自信をみなぎらせた。

　同大会のPPVはU-NEXT独占でライブ配信する。
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