『新婚さん』川崎麻世＆21歳下の妻、ハニートラップ疑い食事拒否6年→離婚裁判で信頼関係築く

　16日放送のABCテレビ・テレビ朝日系『新婚さんいらっしゃい！』（毎週日曜　後0：55）の1時間スペシャルには、俳優・歌手の川崎麻世（※崎＝たつさき、62）が、21歳下の妻で料理研究家・花音さんと共に登場する。

　2人の出会いは13年前。共通の知人が、花音さんを麻世の出演する舞台へと誘ってくれた。正直なところ、麻世のことは「よく知らない」存在だったものの、主演が大ファンのGACKTだったため喜んで観に行くことに。そこで麻世の演技に惹かれ、その後何度か観に行くうちに、グループでの食事会をともにするようになる。

　とはいえ、麻世に対して抱いていたのは、世間と同じく女グセの悪いお騒がせなイメージ。しかし何回目かの食事会の日、目の前で倒れたお年寄りのもとへ麻世が誰よりも早く駆けつけ、介抱する姿を目撃。「とっさに出るのは本性。本当はいい人なんだ」と花音さんは感じ、麻世に興味を持つようになる。そこで花音さんから2人での食事に誘うも、女性なら見境なくOKするだろうという予想を裏切り、まさかの拒否。花音さんも意地になり何度もトライするが、全然振り向いてもらえなかったという。

　実は完全に女性不信になっていた麻世。女性から相談があると持ちかけられ、「なんとかしてあげたい」と一緒に食事へ行くと、カメラが待ち構えているというハニートラップが何度も続いていたそうだ。2人きりでの食事を避けた月日はなんと6年。

　そんな中、麻世の離婚裁判が始まり、その資料を読み込むのを花音さんが手伝ってくれた。ようやく「ハニートラップじゃない」と信じた麻世は、裁判の証拠品となる通帳や連絡内容もすべて見せた。こうして信頼関係が結ばれた2人。しかし結婚にトラウマを持つ麻世は、離婚が成立しても再婚したいとは思えなかった。その気持ちが変わる出来事があったというが…本人出演の再現ドラマで紹介する。

　こうして交際が始まった2人だが、花音さんがすぐさま母に伝えると「絶対に遊ばれている」と猛反対にあう。しかし麻世はめげず、義母の営むお店へ遊びに行き、何回もアタック。「コストコ行ってみたい」という義母と叔母のリクエストに応えたり、窓拭きやペンキ塗りを手伝ったりと、なんでも屋のように尽くし続ける。末期ガンだった叔母の病院への送り迎えも、仕事がない日は全部してくれ、ようやく誠実さに気づいてもらえたという。

　大阪収録ということで、麻世と花音さんは大阪府枚方市にある麻世の実家の喫茶店を訪れる。そこへもスタッフが密着。麻世の90歳になる母親の大好物である金目鯛の煮付けを花音さんがつくり、麻世も感謝の手紙を朗読。感動の涙を流す母の様子に、家族の絆を感じる幸せなスペシャルとなっている。