高市早苗首相による国会での発言を受けて日中関係の緊張が高まり、日本人アーティストによる中国での公演やイベントが相次いで中止・延期される事態が起きている。
そうした状況に対し、中国ロックの発展に関わってきたファンキー末吉は「中国ロック40年の歴史の中で、それこそ数限りないほどの公演が中止されてきたのを見てきた。たった一度の公演が中止されたからといってそんなに怒ってたりすることが私にはよく理解できない」と私見を述べ、「みんなずっとここでそうやってロックをやってきた。この国でロックをやるということはこういうことだと思う」とつづった。
ファンキー末吉は1990年代に中国を訪れたことをきっかけに、現地の若者たちとロックを通じて交流を深め、以降は中国ロックの発展に深く関わってきた。現在も中国のバンド・布衣のメンバーとして、日中の音楽交流の第一線に立ち続けている。


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