熊に襲われ友人を亡くした元プロレスラーのタレント・北斗晶(58)が27日、カンテレ・フジテレビ系情報番組『旬感LIVE とれたてっ!』(カンテレ:月~金後1:50~3:45、フジテレビ:月~金 後2:48~3:42 生放送)に出演。秋田県でのクマ被害に言及した。


 番組ではAKT秋田テレビの佐藤愛純アナウンサーが地元のクマ被害を生々しく証言した。意見を問われた北斗は「こうやってニュースで自分がコメンテーターとして座らせてもらって、こういうニュースを見た時、怖いなとかクマがかわいそうだなって思ったりもしたんですけど、実際、知人が命を熊で落として、その時の衝撃っていうんですが、もう他人事じゃないんだなっていうのをすごい感じました」と心境を吐露した。

 その上で「秋田の皆さん、クマ被害が続いて警戒されてると思うんですよ。ただ、子どもとかが、まあ(うちは)成人しましたけど、孫もいますし、学校に行ったりとかがどれほど怖いんだろうと思って…」とクマ被害に苦しむ人々に思いを寄せた。そして「ただ警戒して一生懸命対策してても、クマ自体が人里を怖がってないっていうのが、それが一番恐ろしい」とコメントした。

 北斗は13日放送の同番組で「瀬美温泉(岩手・北上市)で亡くなった、クマの被害に遭われたのが、私とずっと一緒にやってきた同僚だったんですね。レフェリーだったので。全日本女子プロレスの時からレフェリーでやってきて、友人であり、同僚でありっていう人だった」と打ち明けていた。
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